ごあいさつ

仏法紹隆寺
第39世住職
岩 崎  宥 全


今、世界は混沌の中にいます。

多くの命を脅かすウイルス。

生活を脅かす行動の自粛。

どちらも大切なかけがえの無いものを守るため我慢の時期にいます。

私のお寺も拝観を中止して1か月が経とうとしています。
本年に向け広告をうち、庭の補修工事をし準備してきました。

新たな取り組みとして
「縁」
をテーマにした御朱印帳である「御結縁帳」なるものを作り
皆様に御来寺頂こうと思っておりました。
しかし、
未知の脅威が蔓延している昨今、
それどころではなくなり、「御結縁帳」もいつの日か光が当たるまで
倉庫にしまっておく予定でした。

その様な事を知人に相談したところ、

今お寺にできる支援を考えるべきではないか

…というお言葉を頂きました。

「縁」をテーマにしたモノを扱おうと思っていたのに、
「縁」を大切にするべき今を避けてしまうところだったのです。
今…何をすべきか…
もちろん私の役目である平穏を取り戻す祈りは捧げ続けています。
それ以外に何ができるだろうか
今…最前線で立ち向かってくれているのは医療従事者の皆様です。
「縁」を大切にする事を考えて作ったこの「御結縁帳」を活かし、
「縁」を繋ぐには…皆様の善意をこの「御結縁帳」に頂く事はできないだろうか…と
そこで、医療従事者の応援を皆様から頂き、
私のお寺でできる少しの応援をさせていただきます。
御結縁帳の代金に700円の皆様のお力を頂き、
朱印代の300円をお寺からご協力させて頂き
合計1000円の寄付を医療従事者に行いたいと思います。

また、もう一方の生活を支える経済ですが…
ご存知のように諏訪は観光地でもあります。

私も「ご縁」を頂いている皆様のお力になれればとテイクアウトをさせて頂いたり、
日帰り入浴に行ったりと少しばかり行ってきました。
しかし、
私にも生活がありそう沢山できる事でもなく、
地域の皆さんにお世話になっていながらこんな時に微々たる協力しかできない…
と思っていました。

もし、出来ましたら皆さまのお力をお貸し頂けないでしょうか。

皆様にもこの「諏訪の地域」にご縁をいただけないでしょうか。

そんな想いで上諏訪温泉組合様にご協力頂き、
上諏訪温泉組合様に寄付を頂きますと、
その分の宿泊補助券を頂ける事になりました。

上諏訪温泉組合様からはコロナ収束の後に
皆様に諏訪に来て頂く事が何よりの希望になるというお話しを頂きました。
寄付金以上の補助券のお話しも頂きましたが、
かえってこの大変な時期に御負担をおかけしてはならないと思い、
寄付金と同額にさせて頂きました。
お得感で言えば無いかもしれません…
でも、地域を応援して頂ける心が頂けるのであれば、
今に立ち向かう何よりの勇気となります。
そして、コロナ収束の後には諏訪にご縁を頂きたく思います。

諏訪には諏訪湖、八ヶ岳、温泉、高原、うなぎ、
蕎麦、高原野菜、諏訪大社など魅力がたくさんあります。
御結縁帳に神仏のご縁を頂きながら諏訪の食や温泉、
アクティビティーなど楽しんで頂けたら嬉しいです。
皆様も大変な時期であるかと思います。

今…この様な事をやるべきかも考えましたが、
何も行動を起こさないよりも、どのくらい出来るかわからないですが、
今できる事をしてみようと思います。

そして、全国各地のお寺も拝観を中止したり、
集まりを中止したりと…
苦境に立っているところもあります。

コロナ収束の後には御結縁帳で近くの寺社仏閣のご縁を頂くのはいかがでしょうか。
微力な私なので、皆様へのお願いばかりで大変心苦しいですが、
何か少しでも心に留まって頂ける事があったら幸いです。


長々とすいません。
読んで頂きありがとうございました。